仏語A2授業開始につき思うこと

語学

どうもどうも。仏語の授業A2がついに開始しました。ヨーロッパはレベルの基準が統一されており、A1→A2→B1→B2→C1→C2の順番で、A1が一番簡単で、C2が一番難しいです。例えば、永住権はB1、医療免許書き換えはB2、現地の大学の大半はC1、現地の大学の医学部やジャーナリズムを勉強するにはC2が必要、てな具合ですね。A1やA2は「私は人間です」と主張する程度のレベルです。英語でいうならばA1が英検三級とかじゃないでしょうか。

この語学のレベルもA1の中で細分化されており、前半・後半、もしくは前半・中盤・後半と分かれていたりします。でも何やかや、一番早い「インテンシブコース」と呼ばれる1日3時間授業やって週5日というコースで、前半後半の2部制なら2ヶ月、前半中盤後半の3部制なら3ヶ月で1レベルが終わります。私が前回受講したのはA1の後半のインテンシブコースだったのですが、まーーーーー厳しくて、1ヶ月間で単語とフレーズは1400、毎日8時間は勉強し、単語カードは毎日300くらいめくり、夜はフランス語の授業にうなされるくらい必死に勉強してたんですよ。もはや完全なる日本の受験生、笑。大半の人が心が折れてしまい、結局15人?16人中、次のクラスに進級したのは結局私ともう1人だけでした。

だから、A2はもっと厳しくなるんじゃないかと思ってたら、ぜんっぜん普通。ゆるっゆる。ドイツのVHS(市民学校、移民の大半が通ったことある)みたいなゆるさ。同じ語学学校なのに差がすごい。実は前のレベルのクラスは人数の都合上2クラスあったのですが、もう一方のクラスから半分以上が持ち上がっている模様。でもレベルは。。。え?こんなん、私の前の先生だったら落第させてるよな?て人がワラワラとおり、同じレベルの同じ時期のクラスなのに、全然レベルが統一されてなくてびっくりしました、笑。たぶん前の先生が厳しすぎたんだなというのはわかるけど。とはいえ、あれだけ勉強させられても、今みたいにゆるゆる勉強しても授業料は変わらないわけで、コストパフォーマンス考えれば前の先生の熱血指導が懐かしいような、いやもうあれは無理と思うような、複雑な気持ち。

とはいえですよ?私は専業主婦ですから、子供の面倒を見るというミッションがありまして、それが先月は毎日8時間は仏語を勉強する羽目になって完全におじゃんだったのが、ようやくちゃんと主婦らしく生活できそうでややほっとしてます。ここは仏語圏ですから、例えば家の風呂場から冷水しか出てこなくなったとかで修理を依頼しないといけないとか、買い物で確認しないといけないことがあるなどでは、どうしたって仏語を少し話さないことには話が始まらないんですよね。夫は仏語は全くできないので、一家の誰かがその役目を担わなければならず、私がその役目を買って出ているような形です。

そうは言いながらも、うちの夫は理系の研究者でヨーロッパ各地を転々と引っ越しているので、次いつ何時、別の国に引っ越すかは誰も定かではないわけです。その状況で仏語を勉強し続けるモチベーションを保つのもたいへんですが、まあ自分の戦闘能力をあげると思って?脳みその体操と思って?毎日コツコツやっていきたいです。

おしまい。

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