私はなんやかや、英語とドイツ語をなんとなく喋ることができ、かつ仏語をほんのすこーーーーーし喋ることができます。夫の仕事都合で2年半前までキプロスに6年、ドイツに2年間住んでおり、今はフランス語圏のスイスのジュネーブに住んで5ヶ月目だから、それぞれの言語を勉強しなきゃいけないからなんですけど。ちなみに自主的に勉強しないと、言語というのは全く習得できず、それを証拠にギリシャ語が第一言語のキプロスに6年近くいながら、ギリシャ語で1から10も数字で言えないような過去の私が爆誕しています。
今回は、配偶者の母語を勉強する場合とそうでない場合、やっぱり何かが違うよな、て思ったので、それを記事にしようと思い立ちましたが、書いてみたら全然違う話になりました。自分の外国語習得状況をつらつらと書いただけです!!!
それではどうぞ!!
英語はキプロスに6年間住み、MBAを英語でやって修士論文を書いたり英語で2年間仕事をしていたところから、ある程度できると定義づけたものの。。。なんといっても英語圏に住んだこともないし行ったこともないので「ネイティブの言い回し」もサッパリながら、教授に散々怒られた「アカデミックな言い回しの英語」は全く書けず、まあこれはだいぶ中途半端な言語といえるでしょう。とか言いながら、夫とはこの言語で話してますけど。イギリス出身の小児科医に「あなたたち夫婦の英語のレベルは外国人としてなら受け入れられるけど、母語としては正直かなりイマイチ」と断定されてるレベルです。残念。ちなみにこの残酷な宣言は、当時4言語環境だった子供達の言語発達を危惧した話合いの中でぶっこまれた内容であり、決して先生が意地悪だったというわけではありません、笑。いうて結婚して8年間、ほぼずっとこの英語で夫と会話してるので、イマイチと言われようともこの言語が日本語の他では一番楽なわけです。そういう非英語圏出身者の国際結婚ファミリーって往々にしてあると私はこっそり思ってます。ネイティブからみてしょうもないレベルでも、私が英語で修士論文を書いて卒業したのも事実ならば、夫も10年間英語のみで仕事をしており、イマイチながらイマイチなりに生きているわけです。イマイチ言い過ぎ!どんまい!
一方、ドイツ語は語学学校で系統立ててA1からC1までやったこともあり(A1が一番簡単でC2が一番難しい)、外国語の中ではこの言語が圧倒的に文法的には強いといえましょう。特にB2とC1は大学付属の語学学校で勉強して、大学入学条件であるDSHの前哨戦であるC1内部試験を受けて合格したので私はドヤ顔でC1受かったと豪語してます。しかし語彙にはかなりの偏りがあり、なにせ大学で勉強する外国人向けの授業だったため、「慢性難聴」やら「短波と長波」などはドイツ語で言えても「そこの布巾で机拭いておいて。」などは簡単には言えないという、非日常の語彙満載で卒業しました。そのため、日常会話はそんなに得意ではございません。でもB2やC1らしいビジネス調の丁寧な言い回しには文法的には英語より強いです。そして、なんといっても、夫が北ドイツ出身のドイツ人なので「ネイティブの言い回しなら」とか「ネイティブの発音なら」という点を真っ先に確認でき、文章の添削も頼めるのが私にとってのこの言語の強みです。が、かなり短期間の18ヶ月間でドイツ語を勉強し、ついでに短期間の24ヶ月でドイツを離れてしまったために、現在急速にドイツ語を忘れていっています。かなしみ。
そして現在はフランス語を語学学校で勉強し始めて2ヶ月がたちますが、これはダントツに発音が難しくて「ネイティブの発音」が最も求められる点で非常に苦戦しています。また、ドイツ語を勉強した時には気づかなかった「家族にフランス語ネイティブ、もしくはフランス語ペラペラの家族がいる生徒」の圧倒的な有利さを感じています。まず家では一切フランス語を聞く機会がなく、子供達の学校もドイツ人学校のためにドイツ人が多く、夫の部署に至っては1人を除いて全員ドイツ人のために、フランス語はスーパーと市場以外で聞く機会ゼロ。英語にもドイツ語にも感じなかった難しさがあるなー、と思います。
でもドイツ語もフランス語も圧倒的に教材が充実しており、YoutubeでもWebサイトでも教科書でもなんでもアクセスしやすい環境にあるのが便利ですね。
たぶん私は、割と広範囲のことをそこそこのレベルでこなすことに長けており、一方、何に対しても突き抜けることはできないという性質をもっています。そのため、フランス語もなんとなくできるようになるのではないかと淡い期待を持っていますが、何事もやってみなければわからないので、とりあえずやってみよう、くらいの気持ちでいまーーーす。
以上、私の現状報告でした!!
おしまい。
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