• 農場で突っ立ってた話

    新しい環境において、それが自分の馴染みのないものの場合、どうしてこんなに疲れてしまうのかって言う話。

    今日は夫の母の誕生日を祝うために、農場のカフェに朝ご飯を食べに行ったんだけど、農場のカフェとは?ってならない?

    うちの夫の両親は、農場併設のオーガニック専門のスーパーでいつも食べ物を買っていて、今日はそこにあるカフェでご飯を食べたんだよね。夫や夫の両親、またその親戚たちはなじみのあるカフェなんだけど、私はほぼ初めて。また出てくる料理も健康的なドイツ料理って感じなんだけど、なにせ私には馴染みのない全粒粉のパンだったり、手作りのクロテット、クリーム手作りのジャム、手作りのソーセージに、まぁ何もかも手作りで健康的なんだけど、一つ一つが食べ慣れてなくて胃が疲れる。その上量もまあまあ多い。そもそも私は朝はほぼ食べないので、お腹が空いてない。お腹が空いてないのにこんな大量の朝ご飯を目の前に並べられ、食べるのに四苦八苦。2杯目に頼んだカフェオレがコーヒーめちゃくちゃきつくて、胃へのパンチもすごい。終盤、「やばい、気持ち悪くて吐きそう。」と思いながら焦ってたんだけど、義妹とそのパートナーは「全然足りないから、もう一つ頼もうかな。」と話し合っている。嘘だろおい、これだけ食べて足りないってどういうことなの???と焦る私。もう私も胃がパンパンで、今にも吐きそうなのに、これ以上食べ物見たくない、と思いながら彼らを眺めてました。

    その食事が終わったら、みんなで牛と豚と鶏を見に行こうと言われ、、、え?見たくないけど?と。私は農場併設のスーパー内でぼーっと立ったまま待ってました。ここのスーパーは、びっくりするぐらい高いので、現在共働きではない私たちは使わないんだけど、どれもこれも美味しそうではあった。

    そのスーパー内で小一時間釣ったって待っている間も、なかなか苦痛。

    全体的にだいぶ苦痛な半日を過ごしました。別に誰が悪いと言うわけではないんだけど、自分に親しみのないところに自分に選択肢がなくずっといるっていうのは苦行ですね。

    終わった頃には、ぐったりと疲れ、いつもならウキウキ大喜びで行く、日本人のママ友とおしゃべりできる機会の補習校もかなりテンション低く行くことになり、残念無念。まぁそういうこともあるよね。

    おしまい。

  • 車からガソリンがざあざあ流れて爆発の危機だった話

    こないだ車を駐車するとき、底面をこすって車に大穴を開けました。ええ、穴を開けたのはまさかのガソリンのタンク。どっこーん、と大きな音がして一面にガソリンが広がり、大爆発の危機。すぐに後ろに乗っていた息子を避難させて自分も脱出。

    幸いにもすぐ隣に懇意にしてる自動車修理工場があり「助けてーーー!」て駆け込み、ドイツ語で「ガソリンが、ガソリンが、車のタンクが壊れて、床に床にガソリンが。」と私の説明も支離滅裂で、おじちゃんも「え?なんだって?」と困惑。そこから夫に「車のガソリンタンクからガソリンがもれてる!」て電話したのを夫がその人にドイツ語で説明して状況把握。

    その修理工場のおいちゃんが事件現場まで歩いてきてくれて、修理工場まで車を運転して持ち込んでくれて、爆発の危機を免れました。おいちゃんが「シャイセーーー!(くそったれのドイツ語)」を連呼してて、本当に本当におじちゃんごめん。いやだって爆発の危機。先ほどお詫びの気持ちを込めてシャンパンとチョコレート持っていったけど、やっぱり後からさらに現金を包んで持っていくべきか悩み中。

    ガソリンがジャージャー漏れてて、修理工場も一帯がガソリン臭すごくて悲惨でした。爆発しなくて良かった。

    ガソリンタンクは結局近場では見つからず、スウェーデンから輸入することに。しばらく車のない生活。修理はかるーく2500ユーロ(45,6万円)とな。ただ、ガソリンで路面を汚してしまったことから、その清掃のために消防署に連絡してまた同額かかるとかなんとか、そこらへんも現在調整中。

    いやね?私過去の海外生活9年間で、1回のスピード違反を除き、1回信号待ちでノーブレーキのおじいちゃんに後ろから追突されて100:0の過失ゼロで決着したのを除いて、無事故無違反なんですよ。その私が。。。。その私がなんでこんな大きな事件を引き起こしたかというと。。。駐車場に立てたり寝かせたりできるポールがあったんですよ。自分の車不在中にはそのポールを立てることによって、他人の車を駐車させないっていう仕組みの。。。。それがですね、うちのガレージの真ん前にもありまして、それが腐食して折れて曲がって壊れたまま地面に倒れてたの。それで駐車するとき、それをふんだんですよ、タイヤで。。。そしたら何かの弾みで壊れたはずのポールが勢いよく持ち上がり車体の底面をごりっとこすったの。それで、やばい!と思って車を逆向きに動かしたら、持ち上がったポールが車体の底面にブッ刺さるという珍事件を巻き起こしたわけですよ。でもこのポール、腐食して壊れてるから、人力では全く持ち上がらないしビクともしないんですよ。以前からこのポールが心配で。。。だけど、たぶん車の重みなら持ち上がるってことだったんですかね。詳細不明だけど。

    まあそんなこんなで、全員無事だけど、見事車はぶっ壊れ、修理日はかるーく2500ユーロを突破し、スウェーデンからパーツを輸入して修理する間の1ヶ月以上は車がないから代車借りるにしても大金が飛んでいくわけで。。。。

    やれやれですよ。

    そんな感じ。

    おしまい。

  • 就職活動を始める話

    どうもどうも。

    ぼちぼち就職活動を始めようかなと思いまして、はい。

    2年前の今頃も絶賛ドイツで就職活動中だったんですけどね。結局内定もらってもジュネーブに行くために辞退して、就職活動でお世話になった全方位にご迷惑をおかけしたとんでもお騒がせ女だったんですけども。

    うちもですね、ようよう夫が落ち着き始めてですね。彼というより彼のキャリアが?落ち着き始めたとでも言いましょうか。まあかなり大きな波を超えて一旦ひと段落している我が家。ということは私もそろそろ就活です。

    2年前の今頃はーーーー、ドイツ語C1試験にも受かった直後で意気揚々としてたわけですけど、フランス語圏のジュネーブに住んでたらすっかりドイツ語も忘れさり、また1からなんですけどね。

    とはいえ、もうここまで引越しが多いとある種達観した気持ちになり、「どーーーんといこうぜ」みたいなゆったりした心構えです。人間なるようにしかならん。

    でも人間前進し続ける気力と体力がある限り、必ずどうにかなるもんで、今回もきっとどうにかなると心から信じている私でございます。選んだ道の正否はそこまで重要ではなく、その選んだ道を後から正解として結着させる努力こそが大事。

    今は日系のリクルーターさんに連絡をとりつつ、方向性をきめていきたいなと思う今日この頃。先ほどもオンラインでリクルーターさんとオンライン面談したばかり。さてさて、どうなりますか。

  • マッチョな近況報告

    10月末からジムに週3回のペースで通い出し、なんやかやもうすぐ3ヶ月。1回40分くらいマシンで筋トレ全身、上半身、下半身とやって身体もわりとマッチョになってきました。

    Twitterのお友達かつ筋トレ大先輩と週に2回のペースでオンラインでHIITをやってもらってて、それはかれこれ7ヶ月くらい。HIITをやってて思うのは、私は動けるマッチョになりたいという野望です。

    私は基本的に子供に自信の叶えられなかった夢を託すんじゃなくて、自分がやってみたいこと、やってみたかったことは、全部自分で回収していくスタイル。自分のやりたいことは大抵のことは叶えられるはず。ということでこれからもコツコツやっていきたい。

    あとさ、ブログを書くのを習慣化するのが難しすぎて困る。もっと習慣化させたいけど難しいですね。

    おしまい。

  • 海外引越しばかりの我が家が子供の誕生日パーティーを企画するとき

    今日は、海外で引越しまくりの我々がどうやって子供の誕生日パーティーを企画してきたか、ざっと雑に書いていきたい。

    子供のバースデーパーティーを企画するのはなかなか骨の折れる作業である。しかし、キプロス、ドイツ、スイスいずれも子供のバースデーパーティー企画は避けられないというのが私の所感。

    家族の内輪だけで祝うというのではなく、大々的に企画するのが主流といえよう。我が家でいうと過去3回はこんな形。


    ・義母のボランティア団体主催の人形劇からのパーティ

    ・ダンススタジオで講師主導のキッズダンスパーティ企画12人招待

    ・パルクール施設でインストラクター主導でのレッスン6人招待で3時間

    今年は室内の体育館4個分くらいの大きさにたくさんバルーンが膨らんでいるものがあって飛んだり跳ねたりできるところを借りて8人招待する。うちの子供2人をいれて10人。

    だいたいの企画を始めるのは子供の誕生日パーティの数ヶ月前というところか。ドイツなら誕生日の前に祝うのは縁起が悪いとされてるらしく、我が家は毎回誕生日当日もしくはその週の週末が多い。うちは子供が現在7歳と5歳のため、ある程度彼らの希望を聞いて決めている。

    また、バースデーパーティを施設で行う場合、親が難色を示さない内容であり、かつ子供が食いつきそうな企画であることが大切でこれは親がしっかり考える必要がある。なんせ引越しが多いと繋がりが薄いので、子供や親の魅力だけで惹きつけることは難しいからだ。企画そのものもまあまあ魅力的である必要がある。そしてある程度日程を決めたら、予算次第で何人子供を呼ぶか決めて、子供と一緒にリストを作る。作り終わったら、覚悟を決めて、学校の送迎時に招待したい子供を自分の子供に発見してもらい、満面のスマイルで自己紹介して誕生日に招きたいことを伝えてOKなら連絡先交換という流れである。

    ここが一番難しいかもしれない。相手の親も自分も「誰だおまえ?」ていうところで自己紹介からの自分の企画を持ち込んでプレゼンするわけだから多少の肝の太さはいる。これで事前に交渉できない場合は、ぶっつけ本番で招待状を子供に渡して親からの連絡を待つことになるため、本当にくるのかどうかもわからないし、リマインドも送れないし、けっこうリスクはある気がするけど実際のところよく知らない。

    パーティの1ヶ月前までには誕生日の招待状を作るような感じ。

    招待状には

    誕生日パーティの主催者(子供の名前)

    日時

    集合時間や解散時間

    開催場所

    持ち物

    注意事項

    返信期限

    主催者の親(私たち夫婦)の連絡先とWhatsappなどSNSのQRコード

    などを書いておくとだいたいの流れはわかる。

    あと、私は毎回施設で1人あたりいくらという形で予約しているため、兄弟を連れてきてもいい場合は名指しでその子も招待状の中に名前を入れてる。名前を書かれていない子はご遠慮ください、て書き添えてる。でもそんなことしてる人は、私以外は見たことない、笑。

    誕生日の日は施設を借りているにしてもある程度のデコレーションは親がやらなければならないので、持ち込んで良い食べ物などを聞いてある程度用意する。施設を使う場合は昼食や飲み物は買わないといけないため、親が持ち込めるのはフルーツやバースデーケーキなど。まあ、子供は興奮状態でろくに食べない。イスラム教や特定の宗教により食べ物の制限はあるので、無難にチキン、とにかくチキン。

    食べ物は立体的にデコレーションしたほうが見栄えはいいので、そこらへんはアマゾンやら店やらで調達。

    当日子供達に「きてくれてありがとう」のお土産バッグを渡すわけだが、だいたいはお菓子が多い。しかし、このバッグこそ親の目に触れるものであり、招待された親たちの満足度にも影響するので、我が家は食べ物よりこっちのほうにお金をかけてるかも?といっても、1袋あたり5,6ユーロかな。

    ちなみに繋がりが全然ない引越し多い家庭は、子供がバースデーパーティーに積極的に招待される可能性はそんなに高くない。なので、まずこちら側から積極的に招待して、その後うちの子供も混ぜてもらうということが今までの流れでは多かった。

    逆にいえば、誕生日パーティーをきっかけに親同士知り合うことができて、その後の子供の交友関係にプラスに働くことが多かったように思う。

    そんな感じ!

    おしまい。

  • 義母とクリスマスビスケットを焼くの巻

    義母と一緒にビスケットを焼いた。

    というのも、むかーーーしむかし、結婚前に夫が義母手作りのクリスマスビスケットを日本に持ってきてくれて、日本の家族が「何これ!美味しすぎる!何これ!」て夫がドンピキするほど食べまくってたのを思い出し、というか今でも時々催促されるので、「日本の家族にビスケット焼きたいからレシピ教えて。」て頼んだら一緒に焼いてくれることになったのである。

    ちなみに義母は東ドイツの出身である。が、「西ドイツ産」て書かれた計量カップを愛用している。東西ドイツが統一されてよかったね、ほんと。

    彼女のレシピ本は古すぎていにしえの古文書みたいになってた。「何このビンテージ???」て本を指差して聞いたら、義母は笑いすぎてむせてた。義母は慣れた手つきで説明しながら、何でも適当でいいのよって言うけど、「それはあなたがお菓子や料理の達人だからであって、初心者には適当もくそもない。初心者きっちり行ってくれないと困る。」って言ったら爆笑してた。

    大体いにしえのレシピ本に書いてあるオーブンの温度の幅もアホみたいに広い。175度から195度って書いてあって、そもそもオーブン自体が170度位から200度前後しか使わないのに、ほぼ全部じゃん?って私が言ったら、義母が笑い死にそうになってた。

    2人で料理をしながら、夫の話や夫の妹の話や子供の話、彼女にとっては孫の話で盛り上がった。やっぱ遺伝子すごいよねって話と、親の教育でどうにかなる範囲って結構限られてるよねって言う話とか。

    まー、びっくりするほど遺伝子の力が強力で、娘は私に瓜二つだし、息子は夫に瓜二つ。夫は義父に瓜二つ。もはや遺伝子検査とか不要なレベルで性質が似てる。将来どうなるかしらね、とかなんやかや、夫や義妹たちの子供のころの話で盛り上がったり。

    「息子(私の夫)は昔から一切勉強しないのに、常に満点、常にフルスコア。ただし語学勉強だけは壊滅的で常に英語の先生にため息つかれてた。今英語で仕事してるのが信じられない。」て言ってた。一方でベルリンにいる義妹には「あの子は常に努力家で、一生懸命机に向かって健気なほど頑張ってた。が、いいスコアは取れたためしがない。」て言うもんだから、「義妹っていつも努力の方向がとんでもない方向にいってない?今もフードビジネスしてるけど、私、義妹がじゃがいもも茹でられなくて叫んでる場面とか、意味不明な蒸留されたニンジンエキスを錬成してる場面しか覚えてないんだけど。」て呟いたら「それは私も常々不思議に思ってる。」て義母が言ってた、笑。「でもあの子は経営側に回ってるからマネジメントがメインなのよ。」てフォローしてたけど、「そうは言っても、マネジメントの才能も皆無じゃない?彼女の才能は美や芸術を追求することであって、マネジメントじゃなくね?マネジメントってむしろ私の得意分野じゃん。」て話したら「それもそうなんだよねぇ。」て苦笑いしてた。容赦のない嫁は私。

    夫が今海外出張中なんだけど、「学会のある場所と、滞在のホテルがすごく離れてて、バスで30分もかかるらしいよ。」って言う話もした。そしたら、「なんでそんな不便なところにホテルを取ったのかしら、誰がホテルを取ったの?」って義母が不思議がってて「学会の主催者が抑えたらしいですよ。」って言ったの。「でも、学会の主催者って事は研究者ってことだから、みんな夫みたいにぼーっとしてるタイプの人で、アドミンの仕事は苦手なはずだから、そういう人たちがホテルを抑えると、こういう不便なところになっちゃうんじゃないですか。本当はアドミンの仕事に彼らの奥さんを雇えばいいのにね。みんなしっかりしてるんだから。でも研究職ってアドミンの仕事にかけられる予算ってすごく抑えられてるから、研究者の誰が1人がホテルを抑えることになって、こんなポンコツな結果になったんじゃないですかね。」って答えたら、義母がまた笑いすぎてむせてた。

    義母も「絶対奥さんたちを雇えばいいのよ。そしたら1発で解決よ。」で笑ってた。

    最初に、予想外の子供の教育方針のことで義両親に長々と相談してて、1時間以上話し込んだあと3時間ぶっ通しでお菓子をやられたから、2人ともくたくた。

    義母に「嫁ちゃんもお昼ご飯食べてく?」って聞かれたけど「やだ、やめてくださいよ。私、極東から来た外国人ですよ?あなたドイツ人でしょう?こんなお互いくたびれた後に、外国人とご飯食べるなんて疲れすぎるでしょ。だって別に自分だけなら適当に残りもんでいいんだからさぁ。私も家に帰って適当に残るものを食べるし、あなたも残り物食べたらいいと思う。」て言ったら、ニヤリと笑って、「そうしましょ。」って言われた。。

    我々はけっこうウマがあうのである。これくらい気楽な関係性がいいよね。

    おしまい。

  • 娘の健気な語学学習

    うちは本当に引越しが多く、うちの子供たちは7歳と5歳にして合計5ヶ国語に接する生活をしてきて、今で4カ国目の引越しである。本当によく頑張ってる。本当によく頑張ってるからこそ特に無理強いとかはしたくないんだけども。そうはいっても、日本人の自分の欲で、子供達にはどうしても日本語に接して欲しいと思い、先週から日本語のバイリンガル校に週末通わせ始めた。とはいっても、1か月前まで住んでたジュネーブはフランス語圏だったため、娘はドイツ系私立小学校でも授業の半分はフランス語。なおかつ、追加で週4時間フランス語の授業を受けさせ毎日フランス語漬け。そこも頑張り抜いていいスコアを取り、ドイツに引っ越してきたら。。。。フランス語なにそれ?おいしいの?みたいな扱いになり、14ヶ月全然ふれるこのとのなかった日本語学校にいざ!みたいな状態。いくら子供に柔軟性があるといってもあまりに気の毒だといつも思うんだけど、これが夫の研究キャリアを支える代償であり、私も忘れ去ったドイツ語を再びなんとかしようと奮闘する日々。今は全然机に向かって勉強してはないけど、ドイツ語のラジオを流して復唱を試みたり、地道に頑張ってる。

    そんな健気な娘が、ひらがなも漢字も完全に忘れ去ってた、というよりそれどころじゃなかった娘が、たった日本語学校2週間で辿々しくも平仮名を読めるようになった時点で、私はびっくりしすぎてひっくり返るかと思った。よくもまあ、アルファベットじゃない、ドイツ語でもフランス語でも英語でもない、まさかの日本語を?!て母はもうびっくり。びっくりすると共に、娘の頑張りを無駄にしたくないなと思うのでした。

    そんなかんじ。

  • 私の運転の美学

    今日は私なりの車の美学について勝手に語る。

    私は30歳になってから初めて海外で車を運転し初めて丸9年くらい。普段のあらあらしさとは打って変わって、非常に菩薩な運転をする私のポリシーを語らせてくれ。ちなみに過去9年でスピード違反などで切符を切られたのは1度だけ。ほぼ無事故無違反である。

    私の運転中の地味なテーマは「世界平和」であり、徳を積むように心がけてる。

    まず、大きな商業車、それもダンプカーやら建設現場で活躍してそうな大きくてどろっどろの車、そして大きな大きな大型トラック。これは私の中の車の中の王様であり、一も二もなく道を譲るべき対象である。彼ら(の車)は、図体が大きい分、初動がのろいのでなかなか道を譲ってもらいにくい。が、一旦走り出せばこれほど強い車もなく、例えば仮に高速道路でぶつかったら我々普通乗用車は木っ端微塵になり、我々人間は挽肉になる運命である。本人たちも、自分たちの強さを自覚しているのか、そしてまあ、大きな車を運転している男たちは男気があるのか、高速道路などでは大変親切なので市街地ではより一層積極的に譲りたい。

    私は商業車は「別に好き好んで今この瞬間運転してないがな。」ていう人たちが運転していると思っており、普通乗用車とは一線を画する存在だと思っている。バスもタクシーもしかり。白いバンは運転が荒々しい人が多い上に、すーーーぐ突っ込んでくるからまあ別に積極的にどうぞどうぞとは思わないけど、かといって彼らだって仕事なわけだからやっぱり譲る。車の運転は、簡単に徳を積める良い機会がそこらじゅうに転がってて「いいことをした」と満足しやすい。だって道を譲って欲しい人はたくさんいるわけだからさ。

    バスもそう。バスはたくさんの人が乗ってて、運転手という職業として運転している人がおり、どうかんがえても重要度は一般乗用車より高い。

    まあ、そんなわけで、たいていの車は私の車より偉いし道を譲るつもり満々である。

    そしてちょっと譲った時に「ありがとよ。」てテールランプちかちかさせたり、手をあげて挨拶してくれたりすると、ますます嬉しい。しかし、運転が下手だと挨拶するどころじゃないので、そういうときはガン無視される。あと、道に不慣れな時ね。

    こないだも超超超大きなあれはなんだ?巨大なトラックが「俺に道を譲ってくれ!」てどーんと突っ込んできたから「どーぞどーぞ。」てちょっとバックしたのね。でも大きな幹線道路を左折しないといけない&赤信号で難しくて相手は3車線を塞ぐ形。でも無事になんとか入れてあげたら、「ありがとよ!」てテールランプをチカチカさせてくれてしびれたよね。

    この心意気が大事で、自分が道を譲れば、ちょっと気をよくしたその運転手がまた他の車に道を譲ってあげるかもしれない。そういう「良い雰囲気」を作り徳を積み、ほんの少し世界平和に貢献することこそが私の運転中のミッションである。

    いい話でしょ?これはさ、キプロスのタクシー会社の社長から聞いた話なの。キプロスってさ、事故がすんごいの。毎日1回は大破した車を見てた。多いと2回。そして玉突きもダイナミックで、市街地なら9台、高速道路なら25台玉突きしてるのを見たことがある。彼らは道を譲る精神に乏しい上に市街地で法定速度+20キロは出すので、ぶつかる直前も「相手が譲って然るべき」て思いながら突っ込んでいくのでどかーんとぶつかる。そのために、みんな巨大なSUVに乗ってる、命を守るために、笑。今はどうか知らんけど。まあ、そんな車の事故大国のキプロスでさ、綺麗な運転をするタクシー会社の社長がいて、よく長距離通勤とかでお世話になったのよ。「随分綺麗な運転をしますね、珍しいですね。」て言ったら上記の話をしてくれたわけ。その人はずっと無事故無違反が自慢だって言ってた。これは日本で無事故無違反よりよっぽどすごくて、キプロスで無事故ってほぼ奇跡よ?私も無事故無違反とか書いたけど、一時停止中にノンブレーキの車に突撃されてどかんとぶつかってるからね、妊娠中に。100:0で向こうの過失だったけどさ。まあ、その無事故の神様みたいな人がいうことは絶対聞いておいたほうがいいと思ってるからそうしてる。

    私はマニュアル車を運転してるけど、海外に来て初めて運転しはじめて、それもマニュアルっていうのが超自慢です、はい。

    そして、私は燃費の悪い馬力のある大きな車が大好きです。もう馬力があるだけで運転してて気分がいい。運転が楽しくなる。去年ジュネーブで買った車がスポーツタイプで馬力があるので、運転楽しくなりました。

    そんな感じ。

    おしまい。

  • ぱやぱや族の夫たち

    私は夫をパヤパヤ族と呼んでいる。

    ぱやぱや族の男たちは一般的に、

    平和を愛し、

    しっかりした妻を持ち、

    他人を決して害さずマシュマロのようにソフトであり、

    貨幣経済からは縁遠い仙人のような欲のなさで生き、

    俗世に1人で生きるにはやや心許なく、

    手続きの一切合切は碌にできない、

    そういう男のことを指している。まあ、私が勝手に定義しただけだけど。そういった男からもたらされる家庭への経済的な損失はパヤパヤ税と呼び、一種の税金ということにしている。ていうか、そうでも思ってないとやってらんない。たとえば、夫が1万ユーロ以上、日本円にして180万円ぶんくらい確定申告せずに失ってしまおうとも、それはもうぜーーーーんぶパヤパヤ税。税金なのである。税金と思えば多少許せる。いや許せないけど。

    そして、こういう男たちは非常にマイルドな心持ちで、バリキャリ思考だったり男社会で闘いまくってる女たちの心にブッ刺さり、あれよあれよと結婚に至ることが多い。こういう組み合わせの男女はドイツの国際結婚組にまあまあいると最近発見したのである。

    うちの夫もまあーーーーマイルドさにかけては右に出るものはいない。いつも眉間に皺は寄ってるけど、とにかくマイルド。どれくらいマイルドかっていうと、研究者同士の喧嘩腰の一騎打ちみたいな会議にはだいたい夫が緩衝材として駆り出される。あと誰かに何か言いにくいことを言わなきゃいけないときとか、聞き出しにくいことを聞く時とかも、だいたい夫が同伴者として駆り出される。

    そういう男は家庭でも非常にマイルドで、日々癒されるから、いいこともあるんだけど、たいへんっちゃ大変。

    ドイツに来て6週間の私が、ガス電気保険一切合切、私の単独名義で契約してるのを考えりゃ一目瞭然である。

    まだまだ続き書きたいけどホームセンターにアンカーとネジ買いに行くのでここまでにします。

    あばよ!

  •  不便な家でもなんとかなる話

    人間なんやかんや不便な生活に慣れるものらしく、海外にきてそろそろ9年になる私は家のあちこちの不具合に対面することに慣れてきた。

    今日は先月設置したばかりの新品のキッチンから水漏れが発生したんだけど、そんなジャブジャブ漏れていないこともあり「ま、しょーがないよね。自賠責保険に入っておいてよかったー。」くらいのおおらかさで受け止められるようになったよね。

    そもそも、この家の床に水平な箇所はほぼない。なんのこっちゃと思うが、とにかく床全体がいろんな方向に傾いているために、家具が倒れてこないように今日ホームセンターに下にかませる何かを買う予定。

    キプロスの家は、廊下の幅が均一ではなく、最初と最後で幅が20cm違ったし、下水と下水管にいたゴキブリたちが一斉に逆流してきて大パニックとか、まあそういうパニックを数々経験してきて9年たつと「あーーーーね。」くらいのインパクトに薄められるようである。

    日本だったらありえないなー、とは思うけど、その日本も離れて何年もたってくるとその便利さの記憶もすこーしずつ薄まってくるのか?まあいいとしよう、てなるのである。

    それだけ。

    おしまい。