tomogon

  • 明日義家族をお招きする話

    我々もドイツに引越してきてついに5週間になる。なので、遅くなる前に義両親や義妹一家を招いた。「彼らをお招きするんだからー。」とテーブルクロスやテーブルセンターも買い揃えた。ラルフローレンで。TKMaxxというアウトレットがあって、安くなってたのよねぇ。おかげでテーブルはまあまあいい感じ。真ん中にバラの花も活けたし。明日はお昼にラザニアとサラダと唐揚げちょっとと太巻き寿司を作って出す予定。あ、サラダは夫担当ね。

    今度は電気圧力鍋のインスタントポットを「義家族たちがご飯を食べに来るときに、これでシチューが出せるから。」ていう名目で買う予定、笑。

    おしまい。

  • 第三国出身の私が見たドイツ人とトルコ人の軋轢

    どーもどーも。

    昨日は娘の小学校のボランティアで、ホットドッグ?ブラッドヴルスト?の売り子をしてきました。ここドイツはトルコ人も多く、イスラム教の家庭に配慮して、一般的な豚肉のソーセージだけでなく、鶏肉のソーセージもうるんです。

    宗教的な影響か何かで、グリル台も焼く人も売る人も売り場も分けるという徹底っぷり。でも日本人の私はそれだけではない何かを感じました。そう、軋轢。ドイツ人はドイツ人でたむろし、トルコ人はトルコ人でたむろするのはまあ普通のことで、それは私も異論はない。私だって日本人がいたら日本人とたむろしたい。まあ1人もいないけど。でも、なんとなく、ドイツ人のメンバーが、トルコ人のメンバーを忌々しく思ってるような、トルコ系の人たちの肩身の狭さ?を感じた。

    そこはかとなく、ドイツの人たちってトルコの人たちを憎んでるよね。トルコの人たちが数が多すぎるのかは知らんけど、微かな憎しみが空気に乗って漂ってる。彼らは絶対に認めないだろうけど。そして、なんかよーわからんけど、私は何故かドイツ側としてカウントされてた。

    でもさ、露骨なんですよ。まずドイツ側の豚肉のソーセージ売り場の方は、紙ナプキンとかホットドッグを一時的に置く台とか、焼いたソーセージを一時的に保温する容器とか、とにかくグッズがよく揃ってる。一方、イスラム教メンバーのための鶏のソーセージ売り場は紙ナプキンもないし、色々ない。豚肉ソーセージの方には、グリル台に立派な照明がつけられてるのに、鶏肉側はちっちゃなライトが申し訳程度につけられてるだけ。

    どーーーー見ても差がある。

    そして、私は売り子をやって、夫は後片付けに志願したんだけど、夫も「イスラム教向けに鶏肉ソーセージ焼いたグリル台が油でギットギトでしばらく掃除されてない。これどうやって掃除するの?てくらい汚かった。でも他のドイツ人女性たちが『あの人たち全然片付けないからギトギトなのよ。適当に片付けといて』と言うから驚いた。」と言うではないか。すごいね?あからさますぎん?

    でも語学学校でも思ったんだよね。ドイツ人の先生たちが「見渡しても見渡してもトルコ人の生徒ばっかり。」てため息ついてるの。え、だめなの?て思うけど、「その点、ともごんはわざわざ日本からきてくれてるからね。」と言ってくれる。嬉しいけど複雑。だから「ドイツ大好き」て言ってるトルコ人にはついぞお目にかかったことがない。

    もう国籍や見た目だけで憎しみの対象にされたらたまらないなー、て正直おもう。ただ、ただね???やっぱちょっと「ん???」て思う親の割合はトルコ系に多いっていうのはある。吸ってたタバコを路上にポイ。ボランティアには志願しない。「俺にホットドッグ持ってきてー」と売り物のホットドッグを何故か無料でもらって食べる前提。おいおいおい、とはなった。でも、でもさ?こうあからさまに差をつける必要はないよね?ホットドッグの売り場もここまで差をつけると軽いいじめっぽくないか?とは思った。

    そんなこんなで、そこはかとない軋轢を感じつつも、私は第三国出身なので、どっちがどうということもなく、ふわふわと中間漂って生きていけてる、今のところ。まだドイツに戻ってきて1ヶ月。その前もきっかり24ヶ月しか住んでないから解像度が低いけど、いずれわかるときがくるのかな?

    おしまい。

  • 筋トレはプラン通りにできるのか

    時刻は朝6時。

    筋トレのプランを立ててくれた通りに実行するべく、朝6時にジムにきた。超眠い。ドイツだし外は真っ暗。

    でもハルクなみのゴリマッチョなトレーナーさんが立ててくれたプランなので頑張ってきた。でも朝5時半の寝起きにご飯を食べるのはきつい。プロテインはまあ飲める。でも固形物しんどい。

    それはともかくとして、ジム加入から13日?2日に1回くらいのペースで通ってていい感じです。たぶん私の通ってるジムはゴリマッチョ多めの筋トレ重視なスポーツジムで、周囲を見てもマッチョばかり。

    私はウォーミングアップ用に5分しかランニングマシン使わなかったけど、そこで永遠と全力疾走してる副業殺し屋のマッチョサラリーマンみたいな人もいるし、まあまあ私は浮いておりました。

    そして子供を学校に送り、ちょっと休憩してTwitterの友達が運営してくれているオンライン筋トレ会でHIITを15分やりました。朝っぱらから完全にかっとばしてる私は未来のシュワルツネッガーかもしれない。

    おしまい。

  • 散財の行方

    どうもどうもー。引越しするたびに、お金がじゃぶじゃぶ飛んでいく今日この頃。でも引越しから1ヶ月くらいは「まあでも必要なものは必要だし?」とじゃんじゃん買い物をするわけです。そもそも引越し月って、普段の出費の3、4倍になったりするから、多少買ったくらいでどう変わるわけでもない。が、1ヶ月も経つとだんだん「そろそろ倹約しないとやばいかも?」て現実を見据えるフェーズに入ってきます。今の私がまさにそう。そんな時に天井から照明が降ってきて家族の目の前に落ちたんです。前の住居者の取り付け方が甘かった模様。唯一ついてた照明は落ちてきて、その他の部屋は全部裸電球。そのため、全部屋の照明を買わなきゃいけないから、まーーーた散財ですよ。まあ、でもそろそろ落ち着くかな?

    おしまい。

  • ジムにおける人間観察

    ジムは、自分の体を鍛える場所なので、他の人に注目すべきではないが、今日面白い人がいた。

    彼女たちは若いけど、ドイツ人あるあるでかなりふくよか。不思議の国のアリスのぽっちゃりした双子に微妙に似てる。その彼らがロッカールームでおもむろにご飯を食べ出したときは仰天した。なぜならば、スポーツジムのロッカーでご飯食べてる人見たことないからだ。彼女たちは永遠とご飯を食べ永遠としゃべっており、一向にジムに行く気配がない。私は一汗かいてシャワーを浴びて着替えてドライヤーで髪を乾かして日焼け止めを塗り終わってもまだそこにいた。ついに私が帰ろうとした時あたりで、「そろそろ行くー?」「そうね。でももう疲れたわ。」と言う会話をしながら、のっそりとジムエリアに移動してた。

    確かに、彼女たちはちょっと運動しないと不健康そうだし、ジムに来る意味はあると思うけど、そういうところだぞ、て思いながら眺めてた。

    さらに、違う人にも声をかけられた。「あなた、もしかしてともごんちゃん?」と振り返った先には、私が3年前にドイツにちょっと住んでたときに同じ市民学校でドイツ語を勉強した同級生がいた。彼女はレバノンからの難民。彼女は続けて「同じジムだなんて偶然ね。あなたはどれぐらいの頻度で来るの?1週間に1回?1ヵ月に1回?」と聞かれて仰天した。1週間に1回は1ヵ月に1回じゃ元が取れないだろう。え、もしかして、ドイツ政府って難民もジムに通わせてるの???まじで?!と私はさらにびっくりした。だって自分でお金払って通うんだったら1週間に1回なんてありえないよね。ジムに行くお金はどこから???え、、、こんなお金まで政府が出してるわけ???と、私は正直ドン引きしていた。

    私は、夫のアカデミックなキャリアを支えるために、甘んじてやや貧困よりな生活を送ってきてて、ジムに通い出したのも、先週から。結婚ほぼ9年経って、ようやく経済的にもジムに通えるようになったわけである。それなのに、政府から援助を得て暮らしている人たちは、ジムまで行けるのかと思って、私は結構ショックだった。もう彼らは難民じゃないのかなあ?それは誰にもわからない。

    無職の私が、これだけドン引きするんだから、仕事を持ってる人たち、つまり税金を思いっきり払っている人たちは、はらわたが煮えくり返る思いで彼らを見てるんだろうなぁと思った。

    おしまい

  • 面白ヨガ体験

    先週からジムに通い始めてすっかりハマってしまった。私ですが、ジムで知り合った50代の美女に一緒にジムのヨガコースに参加してみない?と誘ってもらって、本日行ってきた。

    私は先日筋トレのマシンの使い方を習ったばっかりだったので、復習がてら朝の6時から筋トレをしたばかりである。なぜなら、娘を学校に送って行かないといけないのでその前にジムを済ませたかったからである。そのため本日2回目のジム。朝はドタバタしていたけど、今は簡易サウナで温まる余裕もある。なぜかドイツ人はシャワーもそんなに浴びないため、シャワーを浴びないと入れない。そのためこの簡易サウナはいつもガラガラである。

    話が脱線したが、ヨガはムキムキマッチョな男性が講師だった。私のイメージでは、ヨガはガリガリのロン毛の男性がやるものだと思っていたが、どうも違うらしい。私はそもそもヨガの経験がないので、何が何やらよくわかってない。

    私を誘ってくれた美女(筋肉美もすごい)も最前線に座っている。その他たくさんのマッチョなリタイヤ済みのおじいちゃんたちが座っている。そして満を持してヨガが始まったが、これが結構面白い光景だった。まずマッチョたちは、みんな体が固い。私だけが新参者にもかかわらず、私が1番体が柔らかいと言う謎現象が起きた。私はスポーツはもともと今まで全然してないけど、ただ体は結構柔らかい方。そしてヨーロッパの人たちはなぜかあぐらがかけないようで、中途半端な体育ずわりみたいなことをしてた。

    ヨガ講師は、何か人生のことがとかすべてのことに感謝とか、なんかよくわかんないことを言ってたけど、ドイツ語なのでますますわかんなくて、ほぼ全部スルー。他の人たちは割とありがたく拝聴していたようだが、1番面白かったのは、コースの終わりで、すべてのことに感謝とか言いながら、ヨガマットを投げ捨てるように片付けている人たちを見て、こいつらヨガの意味あったのか?さすがヨーロピアンと思った。

    でも、体は温まるし、血の巡りも良くなるようになって気分が良いし、ヨガの事はちょっとよくわかんないけど、これから毎週通ってみようかなと思ってる。

    あと、参加者のために、ヨガマットがジムに積まれていたが、ぶっちゃけ、かなり臭かった。顔がマットに近づくと、集中できないので、私は自分のマットを買う。じゃないと臭くて集中できない。

    でも、非常に面白い体験だったし、誘ってくれた美女に大感謝である。

    おしまい。

  • トイレが壊れている様子の動画を送る

    トイレの修理業者から連絡が来て、壊れてる様子の写真と動画を送って来いと言われた。なので、いつもみたいにトイレのタンクをガンガン叩いて、水を止める様子を撮って送ったんだけど、あまりにも原始的なので、撮影しながら爆笑してしまった。私のわはは!って言う豪快な笑が最後入ってて、この動画でよかったのかと疑問に思ったけど、これが我々のリアル。

  • 結局、頼りになるのは誰なのか

    実は我が家は1ヵ月以上、トイレが壊れたままである。そもそも入居する前から壊れていた。仲介不動産屋経由で大家に連絡しても一向に返信がない。まぁそもそもこのアパートは相場よりずっと安いので、それぐらい自分たちで修理してくれっていうことなのかもしれない。

    夫に訴えても、義両親に訴えても一向にどうにもならない。後にして私が調べた。修理業者に出勤前の夫に電話をさせたが「大家様からの正式ご依頼がなければ無理です。」とあっさり断られた。夫もそれはそれですんなり応じて「ドイツはこういうのが正式な手続きだよ。」とどや顔で言うので、殺意が湧いた。「お前もお前を含めたドイツ人も全員くそ!!」と罵ってから、そうだ。こういう時こそ、移民コミュニティーに頼むべきである。マイノリティーの大変さはマイノリティーにしかわからないのである。

    トルコっぽい名前の業者を見つけて「大家さんも何もしてくれないし、あなたの助けが必要なんです。トイレがもうしばらく長いこと壊れたままなんです。」とドイツ語で訴える。こういう時にジュネーブではフランス語が全然しゃべれなかった自分が恨めしかったが、私はドイツ語は多少しゃべれるのである。

    そしたら、その業者は「僕はもうスケジュールがいっぱいだから、友達を紹介するよ。」と同業者の電話番号くれた。同業者の人にも電話をして同じように訴え、なおかつ、ここが重要だが「現金でその場で払えます。大家ではなく、私たちがその場でクレジットカードでも銀行送金でも現金でも払えます!」と訴えたら、相手がピクリと反応した。そうなのである。いくらマイノリティーといえども、同胞の人間を優先するのが当たり前である。そのためいくらマイノリティーといえども、アジアから来た私を助けるよりも、トルコやアラブの人たちを先に助けるのは当たり前なのである。

    が、現金収入となれば、話は別。誰しも現金収入はありがたい。現金を渡して、それを本人が税申告するかどうか本人次第の話であって、私の問題ではない。私は合法的にきっちりやるってだけ。だけど、相手に寄り添って現金でも払えるよ。と言う姿勢を見せたら、びっくりと動いてくれることもある。

    こういうことでは、夫は一切頼りにならないけど、伊達に9年近く結婚生活送ってないから、何とかしてみせる。こういう苦労をそしらぬふりで、「うちの息子は、稼いで、真面目に働いて子育てして、料理もして、家事もして、君は何が不満なんだ。」と義父に言われたりする。それ以外の何一つできないことが不満なんだよ!で、私はいつもイライラして、その場でボコボコにするのが日課です。

    さぁ、修理業者が来てくれるのか。

    こうご期待である。

    来てくれなければ、近くの仲良くしてるトルココミュニティーに頼んで、トルコ語で電話してもらうつもりである。

    おしまい。

  • 筋トレ記念日

    今日はジムでトレーナーさんがついてくれて、私のトレーニングプランを作ってくれると言う日でした。

    まぁ、かれこれ40年近く筋肉を全然使ってなかったので、とにかく何もかもが痛い。超痛い。何かの冗談かった思う位足が痛い。そう、この痛みは、出産の痛みにちょっと近い。今日は特に足の筋トレだったのだが、子供を産む時って思いっきりいきむんだけど、それにだいぶ近い。もちろん出産の時の方が痛いんだけど、出産の序盤って言う位の痛み。

    子供が生まれるー!で叫びながら痛い。痛い。痛い。て呻きながら1時間半の筋トレを終えました。ちなみにトラさん爆笑してました。

    40年近く生きてきて、はじめての本格筋トレ。本日は筋トレ記念日といってもいいでしょう。

    おしまい。

  • 寿司と唐揚げの外交生活

    どーもどーも。

    ドイツの新居がトルコ人コミュニティど真ん中だったんですよ。我々新参者ですので、唐揚げと太巻き寿司を作って盛り付けて、3軒くらいに挨拶してきました。鶏肉2キロ買ったけど、思いの外こどもたちが食べちゃって、もっとご挨拶にまわるつもりがこれだけ。

    私、初対面の人に全然緊張しないんだけど、かといって社交的ってわけでもなく、実はクローズドな面もあり誰とでも仲良く喋りたいってわけではない。自分自身は全く社交したいと思ってなかったりする。そういう意味では無口だけど夫のほうがよほど社交的なのよね。

    かといってですね、必要な状況ではニコニコ振る舞えるのが大人ってもんですよ。と思って、唐揚げと野菜の太巻き寿司を作って挨拶に行きました。挨拶大事。ほんとはマフィンでも焼いたほうがいいんだろうけど、なんせ私はお菓子を焼くというのが苦手でして。

    トルコ系の人は食に保守的と聞いていたけれど、案外みんな「寿司大好き!」て言ってくれて、日本食ブームでよかったよねほんと。

    他の家にも近々挨拶に行きたいので次は何を作るべきか。また寿司と唐揚げでいいかな、笑。ラザニアもいいよね。トルコならムサカかな。そんな感じ。

    おしまい。