どうもみなさま今晩は。
1年2ヶ月ぶりにドイツに引っ越してきました。いやー、国際引越しは大変だね。スイスからドイツまでたった800kmながら、国も違えば通過も言語も違うし、怒涛の日々ですね。明日は住民票入れて銀行口座開設してからIKEAに行く予定です。IKEAはもう10月半ばだからクリスマス商品も出てますね。なんやかや、またブログ再開できるといいなと思いつつ、価値ある内容を書こうと気負うのはしんどいので、テキトーにゆるーーーーーく書いていきたい。
どうもみなさま今晩は。
1年2ヶ月ぶりにドイツに引っ越してきました。いやー、国際引越しは大変だね。スイスからドイツまでたった800kmながら、国も違えば通過も言語も違うし、怒涛の日々ですね。明日は住民票入れて銀行口座開設してからIKEAに行く予定です。IKEAはもう10月半ばだからクリスマス商品も出てますね。なんやかや、またブログ再開できるといいなと思いつつ、価値ある内容を書こうと気負うのはしんどいので、テキトーにゆるーーーーーく書いていきたい。
10月にドイツに引っ越すにあたり、今絶賛引越し会社の見積もりをとりまくっているところである。今回は引越し会社の費用を夫の職場が負担してくれるので、費用を気にしないでいい点がありがたい。ただ、3社相見積もりがルールなので、今のところ5社?6社?くらい頼んでいる。まあ、見積もり頼んだ会社全てが信用おけるわけじゃないしね。実際1件はぶっちされて来なくて、連絡も通じず、30分後に「今からどうですか?」て言われて丁重にお断りしたり。
見積もりスタイルも色々で、実際に来てくれることもあれば、オンラインビデオで済ませる場合もある。私としては、どんな人がやってくれるのか会ってみたいし、実際来てくれるほうが信用がおけると勝手に思ってるので対面見積もり派。でも今のところ半々かな?会社によっては、エクセルでリスト渡されて全部数量記入して送ってください、それをもとに見積もりを作ります、とか。いやいや、それくらい自分でやってくれよ、めんどくさい、てそこには頼まなかったけど。
ジュネーブは国際機関が多くその職員の引越しが多いことと、そもそもジュネーブ自体が出入りの激しい街のため、引越しサービスがかなり充実している模様。荷造りサービスや退去後のクリーニングはもちろん、新天地での移民局のビザ申請サポート、子供の学校探し、引越し先の住居探し、生活の立ち上げなども追加料金を払えばやってくれるらしい。便利だね。「あー、XXX(夫の職場)の引越しですね、はいはい。」と相手も慣れたもんである。独自ルールを知ってる他、その会社の指定様式の書類まで「もう持ってますので共有不要です。」と言われたり。
荷造りに関しても会社負担で引越し会社がやってくれるそうな。でも引越しって、不要なものや古い物を棚卸しする良い機会だと思っているので、自分で荷造りすることにした。そもそも、荷物そんなに多くないしね。いや、多かったらこの機会に減らしたいよね。棚卸しっていうのは地味に大切だと思ってる。なんせ賃貸物件の賃貸料ってつまり場所代だしね。
だけど、引越しには保険をかけることが決められており、「家具や持ち物などの総資産いくらですか?」て聞かれて、「ええーー?50万円とか?」て言ったら一蹴された。「そんなわけないでしょ。全部の家の家具家電その他諸々込みですよ???他の家庭だと例えばこないだは9万ユーロ(1600万円とか?)て言ってましたよ。」て言われて仰天。グラス全部バカラなの?お皿全部エルメスとか?うちは家具全部IKEAだしなぁーーー。パソコンは自分たちで持っていくわけで。。。総資産いくらなんですかね?「あ、あーーー。輪島塗りの四段重は私の母方の祖先が特注した100年前のものだから、あれは高いかも?あと着物とか?」て呟いたら「ほらーーー、色々あるでしょ?よく考えて資産価値いくらか教えてもらわないと見積もり出せません。」て言われて、えーーーー、むずかしーーー。いくら?いくらなの?でも5万ユーロというのもおこがましい気がする。うーん、仮に全部失っていくらあれば生活立て直せますか?て話なのかな。むずかしー。と今延々と悩んでる。
先週今週で6社くらい見積もり来てもらうのかな?慌ただしい日々が続きますね。
おしまい。
あまりにも長期にブログ放置してたけど、また始めてみるべく最近プロ並みにうまくなってきた引越しのことについて書いてみる。
どの国やどの都市に住むかで難易度は全然違うと思うけど、日本語が読めるってことは日本に縁がある人が多いわけで、海外での物件探しはもちろん現地の人たちよりハードルは高い。今のところスイスのジュネーブでも、ドイツのデュッセルドルフ通勤圏内の都市でも、さっくりと物件を見つけた。
スイスのジュネーブ
これはほんっとに難しい。ミッションインポッシブル。どれくらい難しいかって、ざっと500人が応募し60人が内見に2-3日に分けて呼ばれ、その物件の住民が見定めた2,3人が候補者として推薦され、最後に1人が選ばれる。ざっとこんな感じ。この500人もただ問い合わせをしているだけでなく、パスポートやIDはもちろん、住民票や住民登録してビザ申請中の証明書、スイスの電話番号、過去3ヶ月の収入証明、雇用契約書、スイスの裁判所で金銭的に訴えられてない証明書、ざっとこれくらいは全部揃ってなければなかなか内見にも呼ばれないのである。そこで1番になるのがどれだけ難しいかご想像いただけると思う。
実際ジュネーブはまず旦那さん側が半年とか3ヶ月早く現地入りして物件を探し、見つけた後に家族を呼び寄せるのが一般的。もしくは家族ごと短期物件に移り住んで、手当たり次第に探していく人も多い。私はといえば、これは超!自慢だけど、ジュネーブに引越す2ヶ月前に視察に行き5日間の滞在で1人で探しまくり物件を押さえた。ま、押さえたとわかったのはドイツに帰国した後だけど。私は上記必要書類に加えて、写真館で撮ったフォーマルな家族写真をドーンと載せた家族紹介文書も添付した。それだけでなく、各書類のどこに着目すべきか、そもそもこれが誰の何の書類か、全部電子ノートでマーカーで目立たせ、収入や税金の根拠についても電子付箋で注釈をつけまくって、バラバラに添付せずに1つのファイルに結合しといた。尚且つ、それをiPadに入れて、内見に行くたびに不動産業者や誰を推薦するか判断する現入居者に猛烈アピール。とにかく1番になれなきゃ意味がない。でも私も「物件探すためだけに飛行機でジュネーブきました!」て必死さを猛アピール。まあ実際必死だし。こういう物件探しってとにかく勢いがないとどうにもならない、と勝手に思ってる。勢いがあれば大体なんとかなる。尚、私たちが物件を探したとき、当然スイスに住所もなければ電話番号もない。裁判所の記録の証明も取れない。てことで、まず夫の職場に相談し、職場が所有する簡易ホテルに住んでることにしてもらい、その場で住民票とビザ申請書をゲット。これは超ラッキーだったと思う。電話番号は、ドイツに住みながらでも開設してくれるキャリアを探して、一気に契約。まあ、おかげでめっちゃ高いプランにはなった。裁判所の記録とかどーやんの?!て発狂しそうになりながら、宿泊先でパソコンと睨めっこ。
こうして引越し前にジュネーブの家族にとってベストな立地のアパートを押さえる、という偉業を成し遂げた私は、「私って物件探す天才じゃね?」と調子に乗ったわけである。
が、こうやって死闘を潜り抜けて押さえたアパートに移り住んで3ヶ月後、夫から「ごめんごめーん。5年の予定が縮まった!2年後にドイツ!」て言われて「はぁ?!」てなったわけですよ。で、その数ヶ月後に「ごめーーん、やっぱり今年引っ越す!」て言われて「はぁぁぁあ?!」てなりました。当然だわな。おまえそれ単身赴任でよかったやつ!!
ドイツのデュッセルドルフ通勤圏内
さて、私つい最近ドイツに物件探しに行ったんですけど、まあ夫がドイツ人だし、難易度はぐっと下がりました。ImmoScout24みたいなとこに有料課金して応募しまくったけど、特段何の書類も出せとは言われない。みんな「内見したいんですけどー」しか送らないみたい。だけど、私は自分が外国人であるということと、ドイツ語全然思い出せないという、2つのハンデがあることから、ジュネーブと同じノリでありとあらゆる書類を添付してから応募したわけですが、そのおかげか、かなりの確率で内見に呼ばれました。60件応募して20件近く呼ばれたかな?これは実際いい数字で、ジュネーブは何件応募したか覚えてないくらい大量に応募したのに、内見に呼ばれたのは実際5件かな?ドイツで内見に行くときは、私は「ジュネーブ帰りである」ということを最大限利用し、ドイツ人が想像する「ジュネーブに住んでる人」っぽい服装にすることに全集中した。なぜだか知らないけど、ジュネーブ住んでたら自慢できるらしいよ。そこはとりあえず乗っかって、もうブランディング戦略。我々が差別化できるのは「ジュネーブ在住家族」ってことだけ!まず、この街で誰一人着ていないタイトワンピースを着て、まず誰一人履いていないと断言できるハイヒールをはき、髪の毛をセットし、すっぴんが当然のこの国でフルメイクでにこやかに登場。普段からこんな服着てますー、的な気配を漂わせてハキハキと挨拶してがっしり握手。ちなみに夫はスウェットみたいな服着て後ろにぼーっと立ってるだけだけど、「この夫が研究職をしておりますXXXです。」て言うと、あーら不思議。ボサボサの髪でも変な服でも「研究者ならしょうがないか。」ていうフィルターかかっちゃうのよね。
ターゲット絞った街で内見したアパートはどこも「ぜひうちを借りてほしい。競合はどれくらい?あと何件内見予定ある?」て聞かれるような感じで無双できました。あとは、夫がドイツ人なので、向こうが難しいこと言ってきたときには夫が対応してくれたのもある。基本的には私の後ろでぼーっとしてただけだけど。
あ、ちなみに私たちは夫の実際の勤務開始の2.5ヶ月前にドイツに物件探しに行ったから、職場の契約書がなかったの、笑。住民票もないしさ。よくこれで全員オファーくれたなと思うけども。家族の写真付きプロフィール文書と、ジュネーブの家賃と振り込み先書いてある契約書を抜粋したのと、その振込先に1年弱ずっとお金を振込み続けている振り込み証明書を全部添付したのが大きかったかなと思う。結局のところ「こいつはちゃんと家賃を払えるのか?」ことが、大家の懸念なわけで、それさえクリアできたらあとはどうでもいいのかなと。家族写真も添付してるのは名前を覚えてもらうため。これはねー、500件とかアホみたいに応募くると、もう誰が誰だかわかんないのよね。私もキプロスでメイドを募集したとき、500件とはいわないまでも50人くらいから電話やら問い合わせがあって、もうだんだん覚えきれなくなるのよね。。。だから目立つことはかなり大事だと勝手に思っている。
ま、結果的に満足のいく物件を契約できたので私は満足でございます。海外での物件探し、ちょっと就活とか婚活とかと似たような心持ちでやらないとなかなか難しいので、難しいの前提で個人情報はすべて曝け出す&ファミリープロフィールを写真付きで書く&プレゼンする(これは難易度による)&服装バッチリきめていく、てやると有利かも。あと就活とか婚活みたいに精神的に疲れるので、そこは覚悟したほうがいいかもです。でも勢いあれば、結果はなんとでもなると勝手に信じてる。なので、その視点でいうと、物件を探す代行業ってつまり完全な他人事なわけで、やっぱり当事者として必死になって探してる人が競合になると、競り負けやすそうかなとは思いました。だって、当事者として探してる私は目がキマってたもん。「ぜっっっったいに物件とってやる!」ていう炎がメラメラと燃えてました。ま、これはあくまでも他の条件は全て同じだった場合に限ると思うけど。
余談ですが、今回ドイツの物件探しがここまでスムーズだったのは、ジュネーブやミュンヘンやベルリンのように物件探しの難易度がSランクじゃなかったのは大きい。私も何件かデュッセルドルフで内見したけど、そこだと共働きが当たり前で世帯収入が我が家より断然上の人たちが競合に入ってくるので、かなり難易度上がりそうだというのは感じた。とはいえ、ImmoScout24に課金すると倍率を見ることができるんだけど、倍率120倍くらいまでならデュッセルドルフでも内見に呼ばれた。またドイツの内見はジュネーブみたいに1日20人✖️3日間の計60人とかではなく、1日きりの開催で6,7組呼ばれるだけだから、そこまでは厳しくないだろうけど、なにせ世帯収入で競合に競り負けたら話にならないよな、と思い、QOLを考えてデュッセルドルフはすぐに撤退してもいいなという結論になりました。
まあ、何様だよ、て感じの書き方になったけど、私はこうやったよというあくまで一例でございます。あとこの結論に辿り着くまでに、たくさんの人が親身なアドバイスをくれたおかげでここまでサクッと結果を出せました。本当にTwitterから知り合った友達の叡智と優しさに感謝。参考になったりならなかったりすると思いますけど、みんなサバイブしましょうねー。それではー。
どうもどうも。
毎日更新しようと勢いごんでたのも束の間、あっというまに書くのを放置した三日坊主は私です。書きたいなー、て思うことはあれども、実際に机に向かう時間が極端に少なくて全然実行に移せませんでした。
ところで、私は自分がマニュアル車を運転できることを大いに自慢に思ってるわけですが、普段のアグレッシブな性格に反して、私は超安全運転で路上では仏のような気持ちで運転しています。夫には「普段は優しくて運転中に急に凶暴になる人は多いけど、その逆は生まれて初めて見た。」てたまに言われます。
私もなんでかなー?て思ったりするのですが、運転中はなんとなく「世の中を良くしたい。」ていう気持ちが実行に移しやすいんですよね。ちょっとの気遣いが自分の周囲の車に乗ってる人の気持ちも優しくする、ていう連鎖が目に見えるのが楽しいのかも。どうぞどうぞと、相手に道を譲ることで気持ちが上向いて余裕のできたその人が、また違う車にどうぞどうぞと譲っているのを見ると、「良い連鎖を作れた。」と満足感があります。
もちろん、そういった綺麗事だけではなく、現実的な理由もあります。まあ、端的にいうと私の運転が下手だからじゃないかと思うんですよね。下手だから、周囲の運転する人たちがイライラしていると事故の確率がグンとあがるけど、自分の技術ではいざというときにとっさに避けることができないから自分の車の周辺は良い雰囲気にしておきたい、ていう生存本能によるものかもしれません。あとは、自分が譲ってもらうことも多いから、自分が周囲に優しくしておけば、いざというときに自分も助けてもらえるかも、ていう期待も大いにありますね、笑。
私の夫の一族は片道800kmだろうが、1200kmだろうが、がんがん運転していくタイプでして、結婚当初から「送迎が必要なのは子供だけだ。」ていう確固たるポリシーを持っていたために強制的に運転することになったんですよねーーー。夫の祖母はなんと還暦過ぎてから運転免許を取得してバリバリ運転していたもんだから、「え?還暦過ぎてても運転始められるよ?」ていう鬼一族だったもんで。
私もできるだけ「どの場面でも大人1人馬力のパフォーマンスを発揮したい。」という気持ちがあり、そのために常に新天地でその現地の言語を勉強しているのもあります。ここで全然運転ができないとなると、運転が必要な場面だけ0馬力になり、夫婦で2馬力見込める場面でも1馬力しか発揮できないってことになるのが悔しいのです。ただ、長距離運転は断然苦手で、特にヨーロッパの大陸の高速道路は本当に入り組んでいるので乗り換え?分岐?が難しいとか、速度制限のないアウトバーンが難しいとか、まだ色々課題はあります。でも先週、今まで最大100kmまでしか連続運転できなかったのが、200kmまで運転することができたので、この勢いで走行距離を伸ばしたい今日この頃!!!
そんな感じ。
おしまい。
語学学校の先生って、移民である生徒をみくびっている人がたまにいる。全員じゃないけど、体感的に3割くらいはそう。今の学校は2人担任制だけど、1人は一歩踏み込んだ内容を教えてくれ生徒への期待「これくらいできるはず!」ていう意気込みを感じるが、もう1人は「どうせお前らに理解できるのはこの程度がせいぜいだろ。」ていう気配をうっすら感じる。
まあ、ほんとに西欧が期待する移民というのは「愚鈍で真面目で肉体労働を厭わない低学歴な外国人」であるんだとヒシヒシと感じるし、そこに自分があてはまらないことに居心地の悪さを感じることがある。
授業中、自分の子供時代仏語で説明して、と言われて「学校に行った後は、進学塾に通っていました。」というと「進学塾ではなく『初等教育サポート福祉施設(学校の内容が理解できない子供が補助を受ける機関)』と書くべきです。」みたいに言ってくる。は?ご冗談でしょ???て思うけどあえて突っかかったりはしない。また、「娘のドイツ語とフランス語の宿題を手伝いました。それらは時々難しかったです。(文法の便宜上そう書いただけで本来全く難しくない)」て説明したら、「『とても』難しかった、の間違いですね。」というではないか。は?!私ドイツ語C1(ドイツの大学入学許可レベル)に2023年に合格してるんだぞ?おめーーより、はるかにドイツ語できるわボケ、て思ったよね。でも、つまり先生は私をそれくらいのバカだとナチュラルに信じているんですよね。まぁ、もうナチュラルに「二等市民が自分たちより頭が良いなんてありえないし、あってはならない。」て思ってるんですよね、奴らは。。。
私が夫が学者で引越しが多いと説明しても「貧しい移民が定住できなくて引越ししまくってお気の毒。」くらいのもんよ。
でも、私も語学勉強歴が長くなってきて、先生がどこまで内容を深掘りして説明できるかで、その先生の能力はなんとなくわかるものである。この先生の能力はたいして高くない。いくら英語と仏語とドイツ語が全然違うといったって、所詮日本語から比べたら3言語にはなんらか共通点があるわけですよ。他言語にある程度精通してるからこそできる質問にも、先生は気づかないし答えられない。ちなみに、こういう差別をナチュラルにしてくる人でも教える能力はとんでもなく高い人がいるのも事実である。
一級市民から見れば私ら二級市民は人間と家畜の間くらいの中途半端な存在なのは厳然たる事実だからね。
まあ、これは先生に限った話ではなく、移民向けの教科書を見ても彼らが何を期待しているかすぐわかる。「私の両親は移民で、母はメイドで父は大工でした。彼らは肉体労働を厭わず、非常に真面目でしたが最初は全然フランス語ができませんでした。私たちは質素ながらもとても幸せでした。」みたいなこと書いてあるわけよ。わかる?間違っても「父は医者で母は弁護士でした。私はインターナショナルスクールに通い、高等教育を受けたのちに国連でインターンシップした後アメリカの大学に進学しました。」とはならないわけ、笑。愚鈍で真面目で肉体労働をできる二級市民、一級市民である彼らのいうことを従順に聞いて低賃金でも喜んで働く人々、っていうのを最も求めているのよね。
どの国でも右翼化の傾向が進んでいるけれど、自分の立ち位置を考えさせられる今日この頃である。
どうもどうもー。先日フランス語だけに集中するのは良くないと思い、友達が紹介してくれたAIの数学関連の仕事の応募をしたんですよね。ちょ、あまりにも馬鹿な失敗をしたので、その話を笑い話に変えるべくこの記事書いてます。
AIの会社らしく、CVも身分証も全部AI診断。私は日本語スピーカーの数学が得意な人ってことで応募したんだけど、まずAIによる「日本語に堪能かどうか。」の試験があるの。完全無人の試験。カメラとマイクをオンにした状態で試験を受けて、カメラに向かって質問された内容を答えていくまではよかった。。。が!!!筆記試験になったとき気づいてしまった。バグでウェブサイトが動かないしひらがなもうまく打ち込めない。アワアワ焦ったものの、AIも「こいつ筆記がクソすぎる」と判断したのか、何度もビデオカメラに向かって話す試験に切り替えられ、結果「日本語に堪能ではない」て診断結果が下されてしまった、、、、笑。おわた、笑。試験は一度しか受けられないので、これで私はおしまい。日本語使った数学のバイトに応募しようと思ったのに、そもそも日本語が使えない人として診断されてしまったので、これにてジ・エンド。
この診断の後に友達に「ごめん失敗したー!」て話したら、Google Chromeじゃないと作動しなかった模様。あーーー、ちゃんと読んでなかった私が馬鹿だった。日本語試験のほかはAIは全部英語だったので、ちゃんと読めてなかった。Chrome推奨と書いてあったけど、推奨なんだから他でもいいだろ、て思ってさ。。。。
これにて私のバイトの話はあえなく水の泡となったのでした。
くやしー!!でも自業自得ーーーー!
おしまい。
どうもー。
先日「お隣の席の子」の記事を書いたけど、それに関して先生にクレームを入れました。
だって、このかろうじてアルファベットが書けるような子の隣に座るのに辟易して違う席に座ったら、またもや隣のクラスメイトが別の難民でこの人も、さらにアルファベットを書けないと判明した。どうしてこんなにもアルファベッドを書けない生徒が同じクラスにいるのだ、信じられん。。。。前のクラスでは15人ほどいた同級生もスパルタカスの先生にしごかれ、私ともう1人しかこのクラスに進級していないというのに。。。なんでこのクラスにはこんな馬鹿がいるのか、こんなことって許されるの???てなったらムラムラ怒りが湧いてきて。。。
それで思わず先生にクレームしちゃったの。私からは、「難民が初日のテストでカンニングしたのも先生は見てみぬふりをしてた。実際問題、授業に全然ついていけてなくてクラスの足を引っ張っている。彼らはこのクラスにふさわしくない。なぜ前のクラスの私の同級生は全員淘汰されて、あんな馬鹿が同じクラスにいるのか。」てね。
そしたら「クラスのレベルに幅があるのはよくあること。初日のテストを実施したのは私じゃないからわからない(2人担任制度)。彼女たちは文字もろくに書けないが、その代わりにフランス語をよく喋ることができるからここにいる。」てうまくかわされた。でも私はさらに突っ込んで、「一般の授業料1050フランを払う生徒たちは厳しくふるいにかけて、『我が校はこれだけ厳しい品質を担保しています。』とパフォーマンスしておいて、実際はレベルにあっていようがあっていまいがおかまいなしに難民たちを進級させてますよね?この学校は政府から難民のための助成金もらってるけど、規定通りにテストしたら馬鹿すぎて再履修決定で経費が嵩むから政府からの圧力で無理矢理進級させてるんじゃないですか???」みたいなことを突っ込んだら、先生閉口してた。
私そういうの気になったらダメでさ。口に出さずにはいられなかったのよね。おかげさまで雰囲気最悪でその日はさよならになったけど、言語化しなかったらなかったことになるわけだから、どうしても言語化したかったのよな。
そんなこんなで、私はフランス語ばかりに集中していたらメンタル的にも良くないなと思って、バイトに応募してみたんだけど、超初歩的なことでつまずいておじゃんになったのですが、それはまた別に書こうと思います!!!
おしまい!
ここジュネーブは買い物は簡単ではない。物価が高過ぎて、普通のお肉1kgが60スイスフラン(約1万円)したりするので、だいたいはフランス側に買い物に行くのである。特に土曜日はフランス側で大きな市場が立つので、毎週行くのが恒例である。今日はそんな市場で初めて痛い目にあった。
前日の疲れをひきずり疲れたままボーッと市場にきたのがまずかった。フレンドリーな男性2人が「うちを見て行きませんか。試食しませんか。」と誘ってくる。お店も大変綺麗で何やら美味しそうなオリーブやらパンに塗るパテやらが量り売りで並んでいる。あれこれ試食させてくれ、熱心に説明してくれる。落ち込んでいた気持ちも上向き、なんだか応援してあげようかなという気にもなり「じゃあ、2種類とそのオリーブをほんの少し買います。」と言った。だって、パンに塗るパテなんて、ジャム1瓶くらいもあれば十分ではないか。
しかし、「買う」というや否や、その男の人の目はギラリと光り、グワっとゴム手袋をした両手いっぱいにパテを掬い取り、どちゃッとビニール袋に入れた。その量1500gほど。ビニール袋にクリーム状のパテを入れたら容易には取り出せない。この荒々しい所作を見た時点で「しまった、騙された。」と気づいた。だってパテって100gとかそういう単位で買うものでしょ?しかし、ベッタリとビニール袋にへばりついてるパテを目の前に「やっぱり買いません。」とはとても言えない雰囲気。いや、いつもの自分なら「こんなに要らないわ!なんて失礼なの!!」て言い切って去っていったと思うけど、元々疲れ切った状態で買い物に来ていた私。だから、最初から勝敗は見えていたのである。無念。
一応「そんなにいるわけないでしょ?減らして?」ていって250gくらいまで減らしてもらったのである。でも断る隙を与えず同じ要領で、一度買うと言ってしまった他のパテとオリーブも大量に売りつけようとしてくる。これまただいぶ減らしてもらったものの、合計1kgぐらい(38ユーロ)は買わされる羽目になってしまった。そして、「カードがいい???」て聞いてくるではないか。あ、これはクレジットカード出したら情報抜き取られてもっと面倒なことになるな、と思い、キャッシュで払った。当然領収書もないけれど、元々奴らはそういう弱そうな人を狙っていたのであって、これは私の完敗であるが非常に惨めだった。
そんな悲しい気持ちを引きずってオイスターバーに来て牡蠣を6つ食べたら少しは気持ちが上向いた。牡蠣はいつも正義。
「よし、サーモンのお寿司が好きな息子のためにサーモンを買って帰ろう。」と思いついた。いつものお店に行き生食できるサーモンを買ったら、ふと「あ、そうだ、たまには他のネタも買おう。前は生臭かったけど、今回はいけるかも?」と思って、マグロやホタテやらエビなどを色々買った。これは56ユーロ。家に帰ってさまざまな用事をこなし、へとへとになりながらお寿司を握り、さあ夕飯でみんなでいただきます!というとき、とんでもないことに気づいた。ネタが前回以上に生臭くてとても食べられないのである。。。。やられた。。。完全にやられた。完敗だ。。。これだけの金額をドブに捨ててしまった。今日だけで100ユーロくらいドブに捨ててしまった。悲しみにくれながら握った寿司を捨てて、家族にうどんを作って食べた。非常に悲しかったが、ジュネーブで外食しようとお寿司のランチを食べたら50フランはするので、やはり外食するオプションは我が家にはないからしょうがない出費なのである。
そうやって自分を「仕方がなかったことだ。」と励まして、「そうだブログのネタにでもしよう。」と自分を慰め、こうやって記事にした次第。いろんなことがあるよね。そんな日もあるのである。
おしまい。
どーもどーも。最近仲の良い友達と話してて、「あなた実はHSPなんじゃない?」てツッコミを入れられたので、かなりビックリした話を書きたい。HSP(Highly Sensitive Person)は、日本語で「非常に感受性が強い人」らしく、え、そんなことある???て私も最初は半信半疑。なにせ海外に出てきてから戦い続ける剣闘士もとい極妻の私が???
私は元々かなり強いしたくましいし、まさに「現代版アマゾネス」。実際よく「あなたの強さが羨ましい」て言われる。まさかそんな繊細なことはないだろう。が、友達の分析では実際は
元々の性格が繊細 →周囲を観察して脳みそフルパワーで情報処理し続けるのが常、細かいことが気になる →その繊細な網にひっかかったムカついた内容をTwitterに荒々しく書く →でも細かいことにたくさんイライラして既に脳みそが情報処理に追いつかず疲弊、体力消耗 →疲れ切って寝込む
ていうことらしい。なるほど!たしかにそうかも。
そう考えてみると、HSPの項目にけっこう当てはまるっちゃ当てはまる。後々の不測の事態に備えて怠りがないように入念に準備し、たかだか電車で1時間移動するだけでも遭難に備えてチョコレート持ち歩いたりモバイルバッテリー携帯したり。同様に、貴重品をスラれたらという恐怖に駆られて海外ではウェストポーチに貴重品を入れて365日持ち歩いて早7年。1人になり休憩する時間がないまま他人と数時間以上過ごすと疲れ果てちゃう時がある、とか?要は、不要なところで気にしいなのである。
だが、別に悪いことばかりではない。
さらに音楽家の彼女の見解では、音楽家にそう言う人は多いらしく、何かに取り組むと超絶な集中力を発揮できるから、舞台ではすごいパフォーマンスを発揮できる。が、その代償として、終わると倒れ込むくらい疲弊する、とな。それまさに私、笑。海外引越しでも、就職活動でも何か重要なイベントがあるたびに身体中にアドレナリンが駆け巡り、神経が冴え渡り、私は「ここ一番の重要な場面」でやたらめったら強い。イベントの取り仕切りもめっぽう上手い。ここ一番で自分が外すことは滅多にない。同様にドイツ語学習でも、仏語学習でも、何かに集中して取り組む、ていうことも得意なので、あんまり普通じゃない勉強量をこなすことができる。一方で、残念ながらそれはエネルギーの前借りに過ぎないし、とんでもない集中力を使っているので、そういった一大イベントの後はだいたい寝込む。
また、私は不定期に燃え尽きてしまい、部屋を真っ暗にして1日ひっそり1人で閉じこもっていないと回復できない困った特徴を持っている。私自身は「パフォーマンスの発揮にムラがあるタイプ」と認識していたんだけど、もしかしたらHSPってことなのかもしれないなあ。友達いわく、「脳みそが情報処理でパンクしてしまって疲労困憊の状態」だそうな。ありがたいことに夫は、私が時々燃え尽きて灰になってしまったら、人間として再生するための休息時間が必要とわかっていて丸一日子供達を遠ざけて1人にしてくれるのである。
かくして、自分はもしかしてやや繊細な人間なのかも?と生まれて38年にして新たな気づきを得た1日であった。
おしまい。
お隣の席の子はアフリカ某国から来ており、出身国からしておそらく難民。でも、正直いいまして、アフリカや中南米から来ている生徒の一部は、「今まで文字を書いたことがありません。」もしくは「かろうじてアルファベット書けます。」くらいの人がいる。だから、その子が持ってきているノートは「うちの4歳の息子が落書きしたんだろうか。」て思うようなものが表紙に書いてあり、ぱっと見は落書き帳。でもそれはよーーーく見るとアルファベットなのである。まあ、当然のことながら、ほとんど勉強したことがないらしく、全然授業にもついていけないのが特徴である。
その子は何も悪くないよ???何も悪くないけど、その子と私が同級生という事実が時々耐えられないのよね。これは移民として海外に来ている日本人の試練だとも思う。日本は世界的に見ても義務教育の教育水準が高いからね。でも一方で、学校に通うことすらままならず、勉強の仕方もノートの取り方もわかりません、ていう人も世界にはいっぱいいるのよな。けどさ???その人と私が同レベルの生徒としてクラス内で扱われるのはさ、私のプライドが許さない。彼女と私が同レベルに扱われるというのは、拡大解釈して言えば、社会的にも「同程度の質の移民」と思われているってことでしょ。私が?この字もろくに書けない女と同レベルだって???ご冗談でしょ???て私は反論したいわけ。けど、いかんせん同じクラスにいるんだから、同レベルなのである。あーーーー、辛い。特にこの試練は語学の初級クラスで起こりがち。
でも、こういうことは往々にしてある。貧しい国でも野心を持って這い上がるべく努力を重ねてハングリー精神ぶちかまして全身全霊で挑んでいくタイプと、思考が停止してそうなタイプ。
その子は全然悪くないけど、その子がミスをするたびにイライラが募るのはどうしようもない。歯応えのある同級生であってほしい、て思っちゃうけど、その子にはその子の人生があるからしょうがない。ちなみに、私はマスクをして登校してその子に「具合が悪いの?」て心配してもらったが「いえ、ウイルスをもらいたくないから予防なの。東アジアでは一般的よ。」て言ったらね。。。すごい返事がきたわよ。「あなたの国は日本でしょ?日本はマスクをしないと暮らせないくらいゴミに溢れているのね。」ですって。。。おまえぶっ殺されたいんか、おめーの国とは違うんだよ、て殺意が湧きましたが、「日本は世界有数のクリーンな国だと言われてるわよ。」ていうに留めておきました。おめーの国と一緒にするんじゃねえ、て思うけど、この子は字も碌に書けないような環境の国から来てるんだからしょうがないのである。
私の試練は続く。
おしまい。